小豆島の蛸つぼ漁

今日は小豆島の漁師さんの蛸つぼ漁の様子をご紹介します。

そもそも蛸は蛸つぼで獲るものだと思っていたのですが、漁の効率の悪さから、現在では網での漁が主流なのだそうです。明石の蛸で全国的に有名な兵庫県でも、現在はごくわずかな漁師さんしか蛸つぼ漁は行われておらず、蛸つぼで獲れた蛸はとても希少なのだとか。網での漁と違い、蛸つぼ漁で獲った蛸は身に傷がつかないため、市場での人気が高いのだそうです。


↑ 事前に仕掛けておいた蛸つぼをひとつひとつ引き上げて行き、たこが入っていないか確認をして、また蛸つぼを沈めていきます。

↑ 昔の蛸つぼは焼き物だったのですが、時代の流れとともに樹脂製に変わったのだそうです。メンテナンスは楽なのですが、漁師さんによるとやはり焼き物の蛸つぼの方が、蛸が良く入ったというお話でした。


↑ 蛸つぼに入った蛸!なかなか出てきません。


↑ 吸盤でへばりついて必死に抵抗します!


↑ 獲れたての蛸はとにかく力強くて活きが良いです!

実は小豆島ある香川県は、蛸の水揚げ量が全国3位を誇っています!

来月には瀬戸内海のおいしい蛸をつかった昆布巻きをご紹介させていただきますので、楽しみにお待ちくださいませ。

小豆島せとうち感謝館 西田征弘