小豆島の海苔がおいしい時期を迎えています!

こんにちは、島本です。

海苔漁が盛んなここ瀬戸内海の小豆島で

「海苔は初摘みがおいしい」

そう小さい頃から聞きながら育った私。

近所の海苔漁師さんから、自家製の佃煮を毎年この時期にタッパーいっぱいにお裾分けして頂いていました。
「おいしいなぁ〜」とその時はなんとなく食べていた海苔が、実は貴重な「初摘み海苔」だったとは・・。
もう、今ではその方は海苔漁をやめてしまわれましたが、毎年寒い季節になると、そのとき頂いた美味しい海苔の味を思い出してしまいます。
高齢化やその仕事の大変さから、海苔漁師が減ってしまっている小豆島ですが、いまでも現役で海苔漁をされている地元の柴田さんにお話をお伺いに行ってきました。

見るからにガタイが良い漁師の柴田さん。
大きくゴツゴツした皮の手は漁師の証です。

海苔の状況をお聞きした所、今年は初摘み海苔は、良い出来だったとの事です。
「いいタイミングで刈り取りも出来たし、魚にもあまり食べられなかったからなぁ〜」
「短すぎず、長すぎない 良い収穫タイミングがあるんや。」
「魚にも食べられるんですか?」と驚いた私に「魚も初摘みが旨いという事を知ってるんやわ」と、満面の笑顔で話してくれました。

そして「ちょっと待っててな」
束ねた海苔を持ってきて、とても自慢げに言ってくれました。
「どうや?色も綺麗やろ?初摘みは本当に色つやが違うんやで。」

見るからに黒い光沢で綺麗な海苔。
沿岸の山々の栄養豊富な水が流れ込み複雑な潮流で育つ瀬戸内海の海苔は、しっかりした歯触りと香り高い海苔に仕上がるのです。
ここ小豆島では、海苔漁師さんも昔に比べれば3分の1程に減ったと言われています。
時化の日以外は、ほぼ毎日沖に出て漁を行う海苔漁は、ほとんど休みもなく予想以上に大変です。
漁師さんが日々努力して下さっているからこそ、毎年おいしい海苔をいただけることを本当に感謝し、ぜひ皆様にも漁師さん自慢の初摘み海苔を食べていただきたい、その思いで紹介しております。

ほんまに美味しい海苔やから、いっぺん食べてみて!

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小豆島産 初摘み「生のり」佃煮

(島本)