池のボス

小豆島は野鳥の宝庫で小豆島に移住して、生まれて初めて見たという野鳥が本当にたくさんいます!

実はこのブログでも紹介したホシハジロを通勤途中にある小さな池で撮影していて、カワウを見つけたときには「この池にもカワウがおったんや!」という驚きと、その時には気づかなかったのですが、撮った写真をあとでよくよく見てみると、同じカワウなのにこんなに違うの!?と思うぐらい見た目が違っていてさらにびっくりしてしまいました!

↓ この3匹のカワウ、この池に一緒に住んでいて同じときに撮影したのですが、その違いはっきりとわかりますよね!

1枚目のカワウは鵜飼いの映像で見たことのあるごくごく一般的な姿をしてます。

2枚目はお腹のあたりが白く、パッと見た感じがペンギンのように見えたのですが、これはまだ幼い鳥で、大人の羽根に生えかわっていないとのこと。

そして3枚目は「俺がこの池のボスだ!」と言わんばかりのオーラがあって強そうな姿をしています!これは繁殖期に入り婚姻色の羽根に生えかわっているのだそうです。

やはり鳥でも、大人になり歳を重ねれば、その貫禄が見た目や姿にも表れるんだなぁと感じる一方、自分はといえば、40歳を過ぎて貫禄が出てきたのはお腹まわりだけ…。私もこの迫力あるカワウのようにもっと自分を磨かないとなぁと反省です…。

自分の身近なところに、よくよく観察すれば新たな気づきや発見があって、もっともっとこの島の中には魅力あるものが隠されているいるんじゃないかと感じた出来事でした。

小豆島せとうち感謝館 西田征弘