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海から山へのお返し物
皆さんお久しぶりです!
小豆島せとうち感謝館 島本です。
小豆島もすっかり春らしく、海からの潮風も心地よく感じる程になってきました。
ぽかぽか陽気に誘われて、先日子供と外を散歩していると・・。
一所懸命に何かを干しているのです。
子供:「おっちゃん。何干しとん?」
子供が興味津々に尋ねると
おっちゃん:「何に見える?」
子供:「星?」
おっちゃん:「星か!似とるけどな。海にいるものもの。ヒトデって言うんや」
なんと良く見ると、海に潜むヒトデを干していました。
おっちゃん:「これを畑に撒いたら、上手い野菜が出来るんやで」
子供:「え~、これを撒くん?なんで?」
おっちゃん:「これがえいんや!これがいい肥料になるんやで」
色々話を聞くと、乾燥させてこれを畑に撒くそうなのですが
肥料にもなり、おいしい野菜が出来るそうなのです。
よく見ると 獲れたてのヒトデ。
まだ小さなエビが付いており、ヒトデの足も少し動いていました。
自分で獲ったり、漁師さんにもらったりしているそうです。
このように海で獲れたものが、山に還元されている。
昔から変わらない知恵がそこにはありました。
子供からすれば全てが疑問だらけ。
今も昔も変わらず、このような風景を見て自然と学び、聞いて学び、子供たちも成長して行くのかと思いました。
また、色々と散歩に出よう!
なんとも清々しい気持ちになった今日この頃でした。
小豆島せとうち感謝館 島本