佃煮職人“秘伝のたれ”で炊き上げる「うまい佃煮」

こんにちは。今回は「赤貝のしぐれ煮」をつくっている佃煮屋さんにおじゃまさせてもらいました。

以前、取材したところとはまた違う佃煮屋さんですが、現場に入るとやはりすごい水蒸気!その中で黙々と佃煮職人さんが佃煮を炊いています。

↓ これがまだ炊き込む前のさっと茹でただけの赤貝。このまま食べてもすごくおいしそうです・・・。

↓ そしてこちらが炊きあげるちょっと前の赤貝です!生姜もはいって、食欲をそそるおいしそ〜うな香りが漂ってきます!!

どうして炊きあげるちょっと前かというと・・・実はここからこの「赤貝のしぐれ煮」の本当のおいしさ決める大切な工程があるんです。

それは佃煮職人「秘伝のたれ」で炊き上げることです!!

この赤貝のしぐれ煮を炊き上げたあとにできる煮汁には、赤貝の旨み成分がたっぷり溶け込んでいます。その煮汁を使ってつくられる「秘伝のたれ」のレシピは当然おしえてもらえませんでしたが、この「秘伝のたれ」こそが赤貝のしぐれ煮をおいしく炊き上げる最大の秘訣なのだそうです!!

おいしい佃煮が生まれるその背景には、おいしい島のお醤油とおいしい食材があるから、おいしい佃煮ができるのではなく、佃煮職人さんの「おいしさへのこだわりと技」があるからこそ、小豆島の佃煮はおいしいんだということがよくわかりました!!

佃煮職人さんがおいしさにとことんこだわって一所懸命に炊き上げた「赤貝のしぐれ煮」、ご飯のお供にはもちろん、炊き込みの具材としても最高です!ぜひ一度ご賞味くださいませ。

小豆島せとうち感謝館 西田征弘