島の佃煮職人がつくる“牡蠣のオイルコンフィ”

4月より新発売の“牡蠣のオイルコンフィ”の製造に立ち会わせてもらいました!

牡蠣の旬と言えば冬じゃないの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今の季節の牡蠣は夏の産卵を迎える前に栄養を蓄えて丸々と太っていて、まだまだおいしい季節なんです!

使用する牡蠣は、もちろん日本一の生産地、広島産の牡蠣です!瀬戸内海には多くの河川から豊富な植物プランクトンが流れ込んでいて、栄養豊富な瀬戸内海は牡蠣の養殖にも最適なんですね!瀬戸内海の自然の恵みに感謝です!


まず加工する前の牡蠣を見て、その大きさにびっくりしました!私が今までに食べたことのある生の牡蠣の2倍近くあろうかという大きさです!!一年の中で、一番大きく成長した今の季節の牡蠣の中でも“Lサイズ”という特に大きな牡蠣のみを今回のオイルコンフィには使っています!

ここまで大きく育った牡蠣は身がとても柔らかいため、身くずれをしないように、まずは湯通しをします。この牡蠣のオイルコンフィ、実は小豆島の佃煮職人さんがつくってくれているのですが、おいしい牡蠣のオイルコンフィをつくるためにはこの湯通しが大切なポイントのひとつ!火を通しすぎると牡蠣の旨みが煮出されてしまうため、絶妙な火加減で身の状態を確認しながら熟練の佃煮職人が牡蠣を湯通しします!

↓ こちらがまだ生の状態。このまま食べてもおいしそうです…。

↓ そしてこちらが湯通しした牡蠣!身が縮んでプリプリっとした状態になっています!

そしてここからがおいしさのふたつ目のポイント!小豆島の佃煮職人ならではの“技”で、オイルに漬け込む前に佃煮屋さん秘伝のたれで牡蠣をさらにおいしく炊いていきます!

そして牡蠣の旨みを引き出すように佃煮職人さんが炊き上げた牡蠣がこちら!炊き立ての熱々をひとつ味見させてもらいましたが、このままでもとってもおいしいんです!

さすが小豆島の佃煮職人さんは“炊き”のプロフェッショナル!佃煮とは全然違うのですが、牡蠣の柔らかい食感とプリプリ感を活かした、絶妙な炊き上げ具合です!

これをオリーブオイルの中でも最高品質のエキストラヴァージンに贅沢に漬け込んだのが、この4月に新発売される「牡蠣のオイルコンフィ」なんです!オイルに漬け込むことで、オイル漬け特有の何か“熟成された”ような旨みが加わってとてもおいしい逸品に仕上がっています!

火を通して身が縮んでいるにも関わらず、十分に食べ応えのある大きさで、まずはそのままのおいしさを楽しんでみてください!もちろんパスタやサラダの具としてアレンジしてもおいしいですよ!

季節限定となるこの牡蠣のオイルコンフィは、特に大ぶりの牡蠣のみを使用したため、数量限定でしかご用意できておりませんので、ご希望の方はお早めにどうぞ!

小豆島せとうち感謝館 西田征弘