皆さんこんにちわ！
小豆島せとうち感謝館の島本です。

瀬戸内の春を呼ぶ魚として代表的な魚に「鰆」があります。
魚編に春と書いて鰆。まさに春の魚ですね。
香川県ではその鰆漁がもうまもなく解禁になります。（今年は4月20日）

私の実家もこの時期は漁をしており、先日漁の準備を手伝ってきました。
鰆漁は一般的に「流しさし網」。
魚が通過する場所に網を仕掛け魚を捕まえるという漁法です。
網の色は、水色、緑、オレンジにピンク、色々な色を混ぜて網を繋ぎあわせます。
例えば農家では田植えや稲刈りなど、家族総出で準備を行う話をよく聞きますが、
私の地区では鰆漁の準備を家族が力を合わせて行う。それがよく見られる光景です。

網の長さは1,000ｍから1500ｍ程。
それを数日かけてローラーに巻いていきます。

私が手伝った日は最終段階で、網を繋ぎ合わせては海に出て
ローラーに巻き直す作業を繰り返し、ようやく夕方にすべての網の準備出来ました。

この鰆の時期がくると、私もなぜかワクワクします。
子供の頃、私も漁について行っていたのですが
「鰆が掛かっていないかな？」と海から上がってくる網をよく覗き込んでいました。
親父には「危ないから下がっておけ」と怒られる事もよくありました。
それより鰆を見たくて、とにかく覗き込んでいたのを今でもよく覚えています。

もう間もなく鰆漁が解禁です。
今年は私も時間があれば漁に行ってみようかと考え中です！
また皆さんに鰆の状況をお知らせしますね！
ぜひお楽しみに。

小豆島せとうち感謝館　島本