こんにちは、九冨です。

この土日は梅雨の合間に晴れ間がのぞく五月晴れ。
お昼過ぎに空を見上げると、空には入道雲がもくもく。少し早い夏の訪れを感じた週末でした。

夏といえば食べたくなるのが、そうめん。
暑くて食欲のない時にも、時短レシピとしても便利ですよね。

小豆島は昔からそうめん作りが盛んな場所であり、小豆島産のそうめんは「島の光」ブランドとして広く知られています。
今回は、その「島の光」ブランドの中でも珍しい、平麺（ひらめん）をご紹介いたします。

「島の光 平麺」は、小豆島の中でも腕の良い「麺匠」が香川県産の小麦「さぬきの夢」と北海道産小麦の割合を黄金率で調合した小麦粉で作り出す、特別な麺です。

通常のそうめん作りよりも手作業での工程が増えるため、より丁寧に手際よく伸ばす技術が必要な「平麺」は、島内でもなかなか味わうことができません。

小豆島に古くから伝わる文献「小豆島年中農産言上帳」には、平麺は製造するものが少なく、上級の品物として特別に作っていたものだと記されています。
平麺は、昔から貴重な限定生産品だったのです。

一般的なそうめんとは一味違った、国産小麦の香りと食感をよりしっかりと味わうことができる平麺。
職人の伝統の技と小豆島の気候風土が作り出すおいしい麺を、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。