小豆島の春を告げる鰆漁(YouTube動画)

こんにちは、九冨です。

小豆島せとうち感謝館のYouTubeサイトでは、新商品やアレンジレシピのご紹介に加えて、小豆島の季節ごとの様々な出来事などもご紹介しています。
今回は、地元の漁師さんにお願いをして、春の鰆漁に同行させていただいた時の動画をご紹介いたします。

瀬戸内海の春の鰆漁は、毎年4月20日に解禁し、翌月の5月末ごろまで行われます。
わずか1ヵ月半ほどの短いあいだ、漁師さんたちは「流し刺し網漁」という漁法で鰆を追いかけていきます。

漁に出る時間はお昼過ぎ。出港してからは魚をとるための場所取りをして、夕方ごろから海中に網を入れ始めます。
漁の本番は、夜の19時ごろ。海の中に仕掛けておいた網を、漁船のローラーで引き上げ、かかってきた鰆を網から丁寧に外していきます。
手作業で魚を外していくので、多くかかったときにはとても大変な作業なんです。

海からあがったばかりの鰆の背中は、エメラルドグリーンのような色をしていて、とても綺麗なんですよ。
時間が経つにつれて、徐々に全身の色も銀色と変わっていきます。

とれた魚は大きさごとに仕分けをして、近くの市場へと持っていきます。
魚が多くかかったときには、帰宅するのが深夜12時を回ってしまうことも。

そんな地元の漁師さんたちのおかげで、私たちはおいしいお魚を食べることができます。
地元の漁師さんたちに感謝しながら、今日も新鮮なお魚を、いただきます。