島のスイカはなぜ甘い

こんにちは、九冨です。

先日、実家から大きなスイカが丸ごと家に届きました。
今年はじめての沖之島産のスイカは、やはり市販のスイカに比べ、甘くておいしいような気がしました。

ふと、以前実家に遊びに来た友人が、実家の畑でとれたスイカを食べたとき
「こんなに甘くて美味しいスイカ、食べたことない!」
と言っていたことを思い出しました。

沖之島産のスイカは、なぜそんなに甘いのか?
その理由は、塩分と畑の肥料にあるように思います。

よく、スイカに塩を振ると甘くなる、といいますよね。
沖之島は周囲を海に囲まれていて、常に潮風が当たる場所です。
畑に自然と海水の塩分が含まれ、それが甘味成分につながっているのかもしれません。

あともう一つ、畑の肥料。
沖之島では昔から、畑の肥料としてヒトデや海藻、甲殻類の殻などを使う習慣があります。
肥料としての海の幸の塩分やミネラル成分が、甘みを引き立たせているのではないかと思うのです。

このことは科学的な根拠があるわけではないので、あくまでも推測でのお話ですが。。
これがもし本当のことであれば、瀬戸内海沿岸のこの土地ならではの物事であるようにも思えるのです。