小豆島八十八ヶ所への道のり

こんにちは、九冨です。

今回も前回に引き続き、小豆島八十八ヶ所についてのお話をしていきたいと思います。

私が以前勤めていた会社の同僚に、お遍路巡りに興味があって何度か四国を訪れているという女性の方がいらっしゃいました。

その方は長期休暇のたびに、はるばる東京から四国を訪れて、数日かけて歩き遍路をしているとの事でした。

歩き遍路の場合、四国は1200km、約50日にもわたる、とても長い道のりです。

それに対して小豆島の場合は、120km、約6日間と、10分の1ほどの長さになります。

あまり長い日数をかけることができない、短い期間でお遍路を体験してみたいという方は、小豆島の遍路道を歩かれることをお勧めします。

島の遍路道は歩いて30分程度で次の札所に着くようになっているのですが、四国に比べて山道が多く、大変険しい修行のような道が多いので、それなりの気力と体力が必要かもしれません。

けれど、歩く道すがらの風景は四季折々色とりどりに美しく、急な山道や岩場を汗だくで登り続けた後には、そのご褒美として素晴らしい絶景ともいえる景色が用意されているのです。

小豆島でしか出会うことのできない絶景巡りも兼ねて、小豆島八十八ヶ所の遍路道を歩いてみるのもひとつの楽しみ方。

ほかにもまた違った遍路道の楽しみ方がありますので、また折を見てご紹介していきますね。

 

この桜は小豆島八十八ヶ所霊場の八番札所・常光寺の境内に咲く
常光寺桜(ジョウコウジザクラ)です。