お寺で素敵なおもてなし♪
こんにちは。スタッフ金井です♪
私は先日、小豆島八十八ケ所霊場の第八十番札所 「観音寺」に行ってきました!
※「小豆島遍路」についてはこちらをご覧ください→小豆島八十八ヶ所 – 小豆島せとうち感謝館
「観音寺」は、400年以上の歴史を誇る、安産祈願や子授成就で有名なパワースポットです。
境内に入るとすぐに、十数mの高さがある鎮座した観音様がお出迎え。
その姿は遠くからでもわかるほどの迫力!!!
実はこの観音様は“稚児大師像”といい、弘法大師の幼少の頃の姿なんだそう。
大きな稚児大師像に圧倒されていると、奥からお坊さんが来られ、「良かったらお勤めしますので、どうぞ本堂まで」と笑顔で案内してくださいました。
本堂に入ってみるとそこはとても広く、正面には小さな赤ちゃんを抱き抱えたお姿をした、珍しい仏様がいました。
さらに、天井を見上げてみるとそこには約500種類の世界中の花が描かれており、あまりの美しさに心を奪われました。
本堂で健康長寿のお祈りをしていただいた後、「お接待させていただきますので、こちらへどうぞ」とまた別のお部屋に案内してくださいました👀
題名の通り、ここのお寺にはとっても素敵な“おもてなし”があるんです。
実は参拝した人に“讃岐うどん”を振る舞っており、別名“うどん寺”とも呼ばれています!
観音寺は現在では立派な本堂が建立されていますが、昭和期に三度の火災に見舞われるなど困難な時期があったそうです。
しかし、三度とも小豆島のお遍路さんをはじめ沢山の方々が協力し、建物を立て直すことができたそう。
そのお礼としてうどんを振る舞ったのをきっかけに、現在に至るまで参拝する全ての人にお接待として振る舞っています。
暑い今の時期はうどんではなく、小豆島名物の素麺をいただくことが出来ます!
もっちもちでのど越しの良い素麺をすすっていると、
「暑い中、どうもありがとうございます。どうぞ、ゆっくりしていってください。」
とお坊さんに優しく声をかけていただき、涼しい部屋でのんびりと過ごさせていただきました。
今回は偶然近くを通ったので、お寺にお参りに行ったのですが、
お坊さんの優しい人柄と、ひんやり美味しいおもてなしに
思いがけずとても心も体も癒されました☻