海の守り神

こんにちは!
小豆島せとうち感謝館の島本です。
小豆島も日々暖かくなってまいりました。
皆様のお住まいの地域ではいかがでしょか?

日中は暖かくなってきましたが、朝晩船通勤をする私は
ジャンバーを2枚着込んで船を運転して通勤しております。
やはり海の上はまだまだ寒いです(><)
今日は毎日船で小豆島に渡る際に横を通りすぎる岩礁をご紹介します。
地元では「くろこべ」と呼び、小豆島本土と沖ノ島の間にあり
そこには海上安全と魚の供養を兼ねて、魚籃(ぎょらん)観音様が建てられています。
(携帯の画像で見えにくいかもしませんが・・。)

 

そして小豆島随一の漁師町でもある小江地区は、
毎日漁船や小型船・渡せ船が往来し、この狭い海峡を一日何十台もの船が通るのです。
特に漁船の出港時には船が併走して走りますので、迫力満点と同時に危険も感じます。


魚籃観音様が建てられて以来、大きな事故も起きていないようですので
本当にこの周辺の海を見守ってくれているのかもしれません。
そして、年1回は地元の組合員さんが供集まり供養祭を行っているのです。
地元の漁師さんたちは、出港・帰港で横を通るたびに、
海上安全や大漁祈願をお祈りしながら、船を走らせているのかもしれないですね!

 


ちなみに魚籃観音様が建てられている岩礁は、海鳥たちの休憩場所にもなっています。
カモメや海鵜など日々羽を休める姿も見られて、船で横を通る度に癒されています!

 

小豆島せとうち感謝館 島本