小豆島そうめんの製造工程

こんにちは、九冨です。
今回は、小豆島の名産品であるそうめんの製造工程についてご紹介していきたいと思います。

小豆島のそうめんは、約400年もの間、職人さん達の手仕事によって受け継がれてきました。
製造には丸2日かかり、特に寒い時期に作られたものほど品質が良いとされています。
手間ひまのかかる工程を幾重にも重ねて出来上がったそうめんは、職人さん達の熟練の技の結晶とも言えるでしょう。

①オデ作業

(写真/芥川仁)

まず初めに小麦粉と塩水を混ぜ合わせて、こねていきます。

②イタギ作業

(写真/芥川仁)

こねあげられた大きな塊を機械にかけ、帯状に伸ばしていきます。この麺の帯のことを”麺帯”と呼びます。

③アワセ作業

(写真/芥川仁)

伸ばした2本の麺帯を機械にかけて合わせていきます。この作業の回数によって麺のコシが決まってきます。

④アブラ返し

(写真/芥川仁)
帯状になった平たい麺を機械にかけて筒状にしていきます。その際に酸化防止と風味を保つため、ごま油を塗っていきます。(続く)