2つの桃太郎伝説

こんにちは、九冨です。

今回もまた、以前ご紹介した三木佑二郎氏の著書「小豆島講座」の中から気になった一節を、少し内容を変えつつご紹介したいと思います。

「桃太郎」の物語はとても有名な昔話なので、皆さんもきっとご存知のことかと思います。

この「桃太郎」の物語は、小豆島のある備讃瀬戸が舞台になっていると言われています。

実際に、小豆島のお隣にある女木島は別名「鬼ケ島」と呼ばれており、桃太郎が犬、猿、キジを連れて鬼退治に渡ってきたとされています。

実際のところ、桃太郎が岡山(備前)、香川(讃岐)どちら側から渡ってきたのかはわかりませんが、今もなお岡山説、香川説で対立をして言い争いにまでなっているそうです。

私はてっきり岡山はきびだんごが有名なこともあり、桃太郎の物語は岡山発祥のものかと思っていました。

香川説もあるのだという事を知らなかったので、とても良い勉強になりました。

著者の三木さんはこれに加えて、この地域の歴史をふまえ、第3番目の説を唱えています。

実際のところは、どの説が本当の桃太郎の物語なんでしょうね。その答えは、皆さんのご想像にお任せします。

(写真は女木島の港です。)