11月の新商品「鰆のマリネ」①

こんにちは、九冨です。
今回は、11月に発売する新商品の「鰆のマリネ」をご紹介いたします。

鰆のマリネは、瀬戸内の旬のものを味わっていただく、マリネシリーズの第一弾です。
このマリネシリーズは冬はハマチ、春はサーモン、夏はタコを予定しており、この秋には鰆(さわら)を選びました。
白身魚の鰆によく合う、完熟オリーブオイルを使用しています。

鰆は、魚に春と書くので春が旬の魚だと思われがちですが、実は秋の方が、身が肥えていてうまみがぎゅっと詰まっているんです。
脂が乗っているお魚は焼いたほうがおいしいので、焼き魚にしてからマリネに入れています。鰆のような青魚は焼いた方が旨味が凝縮されて、さらに美味しく感じられます。

また、このマリネにはオリーブの新漬けも入れて季節感を出しています。
この11月からは、とれたてのミッションという品種のオリーブの新漬けを入れる予定です。

鰆は、実はお酢との相性が良い魚でもあります。
小豆島では、昔からとれたての生の鰆の酢漬けと酢飯を合わせた「生寿司(きずし)」という郷土料理があります。
このマリネは、その郷土料理をヒントにして開発・製造されたのだそうです。

(写真はサワラを使った生寿司です。)

この「生寿司」は私の実家でも、お祝いの時やゲストのおもてなしの時などに作られています。
他の地域でも、田植え作業の手伝いをしてくれた人に配ったりしているそうです。

「生寿司」に使われる鰆は、お砂糖を使わずに塩と酢だけで酢漬けにするので、マリネの味付けもそれに合わせてさっぱりとした味付けにしています。

まだまだ、鰆のマリネについての情報は盛りだくさん。次回も引き続き、ご紹介をしていきますので、お楽しみに!