半生手延べこびきうどん

こんにちは、九冨です。

今回は、今季初登場の半生手延べこびきうどんのご紹介です。

このこびきうどんは、小豆島伝統の「手延べ」技術を使って作り上げた半生麺です。

今の時期に、小豆島の熟練の職人さんが手間暇をかけて11本伸ばして作る手延べ麺は「寒づくり」と呼ばれ、今の時期だけ味わえる上等品となっています。

生地を切って作る「手打ちうどん」とは全く違って、つるつるとした食感でコシがあり、型崩れしにくいと言う特徴があります。

半生麺作りは早朝から作業が始まり、気温や温度を見極めながら、二日間ずっとつきっきりで乾燥具合を確かめながら作り上げるという、大変な手間暇がかかります。

そのため、製造する職人さんも少なく、大変貴重な品となっています。

麺は生地を18層も重ねて伸ばすことで、独特の弾力やコシが生まれます。

二日間にわたって何度も熟成を重ね、11本引き伸ばし「撚り(より)」をかけコシを強くしていく工程を経た麺は、職人さんの丁寧なお仕事のおかげでモチモチ感が際立ち、つるつるとなめらかな仕上がりになります。

色艶、コシ、うまみと喉越しの良さ、どれをとっても絶品の半生こびきうどんを、ぜひ味わってみてください。

茹でたてをすぐにめんつゆにつけていただく釜揚げうどんはもちろん、鍋の〆めのうどんにもオススメですよ。