小豆島八十八ヶ所

こんにちは、九冨です。

小豆島はここ数日、春らしく過ごしやすい日々が続いています。

どこかに出かけてみたいなとも思いますが、今のご時世を考えると、気軽に旅に出ることができないのかもどかしいところ。

今回は、気持ちだけでも旅の気分を。四国八十八ヶ所巡りと同じご利益をいただけると言われている、小豆島八十八ヶ所のお話をしていきたいと思います。

小豆島八十八ヶ所を開設されたのは、四国八十八ヶ所と同じ弘法大師、空海。

空海は770年、香川県善通寺で生まれました。幼い頃からとても利発な子供だったようです。

14歳で京へと上り、様々な学問を学んだ後に書籍だけの知識に飽き足らず、北里や山林を回って修行に励んだそうです。

吉野から四国石鎚山などの山岳地域での厳しい自己研鑽が、後に四国遍路道の基盤になったと言われています。

四国八十八ヶ所は1650年に巡礼コースが開設されましたが、小豆島八十八ヶ所は1686年に開設されました。

四国の道と同様、空海が島で修行した跡地がお寺やお堂などになり、当時島にあった集落すべてに札所があります。

(つづく)

 

こちらは小豆島八十八ヶ所霊場の2番碁石山からの景色です。