季節の果物

こんにちは、九冨です。
小豆島はここ数日、真夏のような暑さと日差しが続いています。
本格的な夏もすぐそこまで近づいてきている感じがします。

私の実家のある沖之島周辺の地域では、昔は半農半漁の家庭が多く、男は漁業に、女は畑にという役割分担で仕事に精を出していたそうです。
畑では主に麦やサツマイモを育てていて、私の両親の小さい頃は山の上の方まですべて開講された畑で埋め尽くされていたそうです。

地域柄、商店なども近くになく、昔はもちろんコンビニなんてない時代。
どの家庭でも、自分たち家族が食べる分の農作物を近所の畑で育てていました。
現在もその名残は残っていて、私の両親は毎年、家族が食べる分の野菜や果物等、家の隣の畑で育てています。
これからの夏の時期であれば、きゅうりやトマトナスやピーマンスイカなど。
野菜だけではなく、もちろん季節の果物もたくさん。

私の祖母が植えていた果物の木もたくさん残っていて、今もたくさん実をつけてくれています。
柑橘類であれば、みかんや甘夏、レモンなどの他に、梅やビワの木もあります。

写真は今年採れたばかりのビワの実。
売り物のように見てくれが綺麗でなく、形が不揃いで、傷んでいたりするのもご愛嬌。
瀬戸内の太陽と潮風を思う存分に浴びたビワの実は、ここでしか味わえないおいしさをたっぷり含んでいるんです。