冬の風物詩 「干しゲタづくり」

こんにちは、九冨です。

毎年冬の季節、北風が冷たくなる頃になると、小豆島の小江(おえ)港周辺では、木材で作った竿を使って魚を干している光景をあちらこちらで見ることができます。

地元の漁師さん達がとってきた舌平目(この辺の地域ではゲタと呼んでいます) を、自らの手で木製の串に刺して、寒い風にさらして干しているんです。

冷たい風と太陽の下でよく乾燥させたゲタは、炙り焼きにすると、とってもおいしいんです。

私の実家では魚焼きグリルに入れて数分炙って、熱いうちに手で身をはがすようにとって食べています。何もつけずにそのまま食べてもいいですし、醤油とマヨネーズをちょっとたらして食べると、風味が増してさらに美味しくなります。焼けたばかりの熱々の魚を素手で触ることになるので、慣れない方は軍手などを使われた方が良いかもしれません。

私は毎年このゲタがゆらゆらと揺れ動く風景を見るたびに、懐かしいなぁ、冬が来たなぁと感じます。高校生ぐらいまで、よくこの干しゲタづくりを手伝っていました。なんせ、家業ですから。こういった季節の風物詩は、いつまでも続いていってほしいですね。