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小豆島 秋の太鼓祭り
こんにちは、スタッフ金井です♪
今日は小豆島が1年で1番盛り上がる行事『太鼓祭り』についてお話します!
島の10月は祭り一色!
毎年10/11から10日間、小豆島では秋の収穫に感謝して、お隣の豊島を含め八つの神社の秋の祭礼が続きます。
発祥は江戸中期頃と言われていて、とても長い歴史があるんです。
太鼓台は瀬戸内を中心に西日本一帯に見られる「舁(か)き山型」で、赤い布団型屋根や毎年作り変える装飾型屋根が特徴的。
そこに着飾った衣装の太鼓の打ち手が乗って大勢に担がれたり、引かれたりしながら地元の集落を廻った後、地区の八幡神社に向かいます。
巨大な太鼓台同士がぶつかり合う“喧嘩太鼓”をする地域や、半島の地区が海から船で太鼓を運ぶ“オシコミ”をする地域等、地域によって
お祭りの様子も様々で掛け声や法被の色も異なります。
▼写真は四海地区の喧嘩太鼓の様子です。
私は1年半前に、千葉から移住してきたのですが、地元ではこんなにも盛り上がるお祭りを見たことがありませんでした。
小豆島に来て、年齢も職業も異なる人々が、お祭りのときには大きな太鼓をみんなでかく(“運ぶ”の関西の方言)姿を見て驚きました。
島の人たちは、毎年この祭りの時期を心から楽しみにしているそうで、祭りが目前に迫った島のあちこちでは、毎日夜遅くまで練習する人たちの姿を見ることができます。
自分の地域だけでなく、太鼓を出すのに人手が足りない地域にも参加して太鼓をかく人もいるんです👀
“小豆島をとにかく盛り上げたい!”という強い気持ちを感じられます。
最近は人口衰退で太鼓が出せない地区も出てきているそうですが、長い間続いた伝統文化は大切に残していきたいですね。