入り江は船の避難場所

こんにちは、九冨です。
先週の土曜日から今週の月曜日にかけて、大型で非常に強い勢力の台風10号が九州地方・沖縄諸島上空を通過しました。
九州地方・沖縄諸島の皆様は大丈夫でしたでしょうか。大雨、強風などの被害にあった方もいらっしゃるかもしれません。心よりお見舞い申し上げます。

小豆島でも6日日曜日のお昼ごろから雨が降り始め、風が強くなってきました。やはり台風の強風域にさしかかると、外から聞こえてくる風きり音は強くなるばかり。7日月曜日のお昼ごろには日が差し始め、風も止んできました。

小豆島は周りを海に囲まれているので、強風や高波の影響を受けやすい場所でもあります。
そのため漁師さんたちのような人たちは、台風が近づくと船が流されないように綱を張ったりする台風仕度をはじめます。

また、沿岸部を車で走っていると今回の台風のような荒天の時にしか見られない光景を目にすることも。
小豆島町に面する内海湾は大きな入り江になっているのですが、そこに大小たくさんの船が停泊していることがあるのです。
瀬戸内海を行き来するタンカーなどの船が、高波をさけるために避難する、まさに避難場所になっているのです。

たくさんの船は台風が過ぎ去るのをじっと待つかのように停泊して、台風が過ぎ去ればあっという間にいなくなってしまいます。
瀬戸内海の船の往来がいかに多いのかを垣間見ることができる、そんな内海湾の風景のひとコマです。