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離島暮らしの日常 渡船に乗る生活
こんにちは、九冨です。
先週末は実家のある沖之島に帰っていました。
沖之島は小豆島の北西部に位置する、23世帯66人ほどが暮らす小さな島です。皆さんにとっては非日常かもしれない沖之島暮らしの日常を、少しずつご紹介していきたいと思います。
小豆島から沖之島へと渡るには、小豆島側の小江集落と、沖之島を結ぶ渡船を使います。所要時間は約90秒。約100メートルほどの距離を行き来します。この渡船は公道扱いなので、乗船料などのお金はかかりません。いわゆる海の道、なのです。
朝の7時から夏の時期は18時頃、冬の時期は17時頃までの時間帯で、一応出航時間は決まっていますが、乗る人がいれば船を出してくれます。島の人たちは普段自家用船を使う人も多いのですが、渡し船は普段の買い物や通勤、通学などの日常生活には欠かせないものなのです。
実際、私も保育園から高校生までの期間、渡船に乗って通学していました。船に乗って通学する事は島の人たちにとっては当たり前のことだけれど、島を離れてからそんな話を周りの人たちにすると、すごく驚かれていたことを思い出します。
小豆島の中の非日常。渡船に乗ってのんびり行き来するだけでも十分に味わえると思いますよ。
写真が渡船。名前はうずしお2。