伝統行事「おしめさん」

こんにちは、九冨です。

週末の2月16日日曜日に、小豆島の沖之島で昔から続く伝統行事が行われると聞き、行ってきました。

『おしめさん』と呼ばれている行事で、沖之島の若宮神社内にある、学問と芸能の神様であるアメノウズメノミコトを祀る、シメ神社のおまつりごとです。現在は神主さんにご祈祷いただきますが、昔は巫女さんが舞を披露されていたそうです。
神社でのご祈祷の前に、毎年持ち回りで決まる代表者の家一件のところに神主さんが来て、ご祈祷いただきます。その後神社の方へと移り、他の島民の人たちを交えたご祈祷となります。興味深かったのは、神社の入口に吊るされてある細い棒の端先に、2匹の大きな真鯛がお供え物として吊るされていたこと!近くの船からあげてきたばかりで、まだピチピチと動いていました。さすが漁師町。

さて、いよいよご祈祷が始まります。あいにくの小雨日和。

神主さんからのお話にもありましたが、こういった行事が残っている地区は本当に珍しいそうです。
神社でのご祈祷の後は、参加者全員島の集会場へと移動し、昼食を兼ねたおせったいが始まります。